京の庭を訪ねて:庭園を通じて京都の「緑の文化」に触れてみませんか?

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梅宮大社の神苑  うめのみやたいしゃのしんえん

庭の概要

所在地 京都市右京区梅津フケノ川町
電話
作庭年代 江戸時代
作庭者
様式 池泉式
寺社の創建年代
文化財指定・登録状況
敷地面積 約10,000㎡
公開状況 入場時間 9:00~17:00 / 拝観料 大人500円、小人250円  

歴史・いわれ

梅宮大社の神苑の画像 咲耶池【さくやいけ】の南岸より、中島をみる。茅葺きの池中亭が落ち着いた雰囲気を醸し出す。

 梅宮大社は桂川の東岸、松尾橋から程近いところに位置する、酒造守護の神社として、また、梅の名所として親しまれている神社です。

 創建については、奈良時代に山城国相楽郡井出庄(現在の綴喜郡井手町)に有力氏族の橘氏の祖である県犬養三千代【あがたのいぬかいのみちよ】夫人が祀【まつ】られたことに始まり、平安時代に現在地に遷座したと伝えられます。中世までは、藤原氏、あるいは橘氏の守護神として崇敬を集めましたが、応仁・文明の乱で荒廃し、江戸時代に復興されました。

 京都府の有形文化財に指定されている本殿や楼門など、社殿の多くは元禄年間(1688~1704)に復興されたもので、現在の東神苑にあたる部分も、この時期に最初の整備がなされたものと思われます。現在、神苑は本殿の東、北、西の周囲3方を囲むように配されていますが、東神苑は江戸時代には現在の半分ほどの広さでした。明治から大正にかけて拡張され、さらに昭和40年代後半に池の改修とともに北神苑や西神苑の整備が行われ、現在見るような姿となりました。

 特に東神苑には、祭神である木花咲耶姫命【このはなさくやひめのみこと】にちなんで咲耶池【さくやいけ】と名付けられた池を中心に、中島には、江戸時代の末、1851年(嘉永4年)に建てられた池中亭【ちちゅうてい】が、また池岸には、1934年(昭和9年)に昭和天皇の即位式の茶室を下賜された参集殿【さんしゅうでん】が並んで建ち、その周りには多くの草花や花木が植えられています。

見所・みどりの情報

梅宮大社の神苑の画像 嵐山を借景とした本殿。古くからの面影が残る眺め。
 古来植えられていたと思われる梅は、近年も徐々に数が増やされ、現在は60種600本ほどが境内に植えられています。そのうち40種ほどが咲耶池の周辺に植えられていますが、3月に咲く遅咲きの梅が比較的多いのが特色です。  他にも、池にはアヤメやカキツバタ、ショウブ、スイレンが植えられているほか、八重桜やアジサイ、ツバキ、キリシマツツジなどのツツジ類などの花木が植えられ、季節の花が1年を通じて参拝者の目を楽しませてくれます。  古くから親しまれている梅と、明治から昭和に装いを一新した東神苑などの趣きが一体となった梅宮大社は、古くて新しい趣きを楽しむことのできる現代の名所として、今年も多くの人々が参拝に訪れています。

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