UME BLOG -ウメブログ- 〜梅小路公園スタッフブログ〜

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梅小路公園の日々の出来事やスタッフが感じたことなどをお伝えします。

藤袴と和の花展 朱雀の庭 ~音楽の調べ~ 

9月18(土)~10月11日(月・祝)まで開催中の、藤袴と和の花展の特別イベントとして、朱雀の庭の水上ステージで9月25日(土)、音楽のイベントが行われました。

素敵な音楽を演奏してくださったのは、ウクレレとアコースティックギターのインストゥルメンタル・デュオ、fulare_pad[フラリーパッド]のお二人です。地元京都で生まれ育った二人は、梅小路公園にも何度か遊びに来たこともあるそうです。

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水鏡とよばれる池にならんだ200鉢の藤袴に囲まれて、秋の空や、京都をイメージした曲、朝の光の曲など、ウクレレとギターで次々にすてきな音楽を奏でていました。

当日は、まだ少し暑さも残る日でしたが、ウクレレとギターの音、秋を感じる風、風にそよぐフジバカマと庭園内の木々、フジバカマに寄ってくるトンボやチョウ、楽しく聞く観客、全てがぴったりマッチして、最高に気持ち良い空間となりました。

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藤袴と和の花展は、今後も、

10/9(土)、10(日) 香老舗松栄堂「古典の花・藤袴の香りを”聞く”」

10/9(土)、10(日) ”渡りの蝶”アサギマダラを写そう

10/10(日)      ボルドーワインセミナー&バリューポルドー試飲会※事前申し込み制

10/11(月・祝)    講演会「京都の苔」

など、多彩な特別イベントをご用意していますので、是非お越しください。

藤袴と和の花展-200鉢の原種の藤袴が朱雀の庭に並んでいます。

本日(9月18日)より、「京のみどり2010秋 藤袴と和の花展」を開催しています。

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梅小路公園内の有料庭園「朱雀の庭」で、原種の藤袴200鉢をはじめ、京都の希少植物など約160種の和の花を展示しています。

藤袴と和の花展は、「守ろう!古都の自然」と題して、緑化協会とKBS京都、各種団体などが協力して、失われつつある京都の自然を守り、自然や四季の草花・木々の変化によって繊細に育まれてきた古都京都の文化を守ろうという取組みです。

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フジバカマは、秋の七草(※)のひとつであり、以前は当たり前に生息していた植物のひとつでしたが、近年の環境の変化によって、急速に絶滅の危機に瀕しており、京都府レッドデータブック分類の”絶滅寸前種”に指定されています。

※山上憶良(万葉集 巻八)が「萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花」と詠んだ秋の七草・・・オミナエシ、オバナ(ススキ)、キキョウ、ナデシコ、フジバカマ、クズ、ハギ

 この、原種の藤袴を挿し木によって増やし、梅小路公園の朱雀の庭にある、水鏡とよばれる浅い流れに200鉢展示しています。他にも、庭園の園路沿いに約160種の和花を展示しています。

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庭園内は通常の入園料(200円)でご覧いただけますので、この機会にぜひお越しくださいませ(一部別途有料のイベントもあります)。

期間中は、隣接するイベント室などでKBS京都ラジオ公開生放送や、音楽の演奏など、さまざまなイベントを開催いたしております。日程など詳しくは、こちら(←クリック)でご確認ください。

P9180283.jpgのサムネール画像

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花の丘 たくさんの花が咲きました

梅小路公園の芝生広場東側に、「花の丘」と呼んでいるスポットがあります。

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ここは、春に開催した「梅小路公園 グリーンフェア」において、ボランティアの「梅小路公園花とみどりのサポーターの会」のみなさんが中心となって、一般来場者のご家族やお子さんたちと一緒に、種まきをした場所です。

緑化協会みどりの大使でもある京都タワーの人気キャラクター「たわわちゃん」も一緒に種まきをしてくれましたよ。その種が、芽を出し、今たくさん花を咲かせてくれており、花の少ない夏の間のみどころになっています。

↓これは、和名:ヒャクニチソウ (種名:ジニア・エレガンス) P9090274.jpg

↓これはキバナコスモス(種名:コスモス・スルフレウス)やコスモス(種名:コスモス・ビピンナツス)など。P9090284.jpg

コスモスとキバナコスモスは、種(シュ)が違います。下のように葉っぱを比べるとよくわかります(左がコスモス、右がキバナコスモス)。詳しくは、太田相談員がQ&AのコーナーQ.33で解説していますので、興味のある方は読んでみてください。

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他にも、ニチニチソウやハルシャギクなど、様々な花が咲き乱れ、花の丘のまわりには、いつも、たくさんのチョウ類や、トンボ、ミツバチなど様々な虫たちが花の蜜に誘われて飛びかっています。

花も虫も一緒に楽しめるので、公園に遊びにきた際は、是非、近くまで見に行って楽しんでください。

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夏休み"親子"自然観察会を開催しました。

まだまだ暑い夏休みですが、本日は、夏休みの特別企画、親子自然観察会を開催しました。

梅小路公園内にある、ビオトープ「いのちの森」にて、今日だけ特別に「ザリガニ釣り」を行いました。

いのちの森は、1996年に京都本来の植生を復元しようという目標で設置され、京都ビオトープ研究会さんとともに、なるべく手をいれない管理をしていますが、外来生物法で規制されているアメリカザリガニが繁殖し、他の生き物を圧倒していることもあり、その駆除を目的として、いのちの森の池でザリガニを釣りました。

まずは、いのちの森の成り立ちや、ザリガニの釣り方についての説明・・・

今回、いのちの森に初めて来園される方もいらっしゃいました。

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 そして、釣りざおを持って、いのちの森へ入っていきます。

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普段は、このデッキの上から、生き物を観察するのですが、本日は、デッキを降りて奥にある池に行ってみます。

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京都駅から15分の都会の中なのにうっそうとした森があることに、驚かれた方もいらっしゃったようです。

いよいよザリガニ釣り開始!竿の先にイカのくん製をつけて、ザリガニが挟んでくれるのを待ちます。

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男の子も女の子もみんな夢中です。さすが、子どもたち、すぐに要領を覚えていました!

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釣れたザリガニは、外来種の繁殖を防ぐため、持ちかえることはできませんでしたが、代わりにちょっとスペシャルなお土産(カブトムシの卵)を持って帰っていただきました。

他にもたくさんの虫がいたり、植物が茂っており、ふだん、本当の山などには行く機会がないので楽しかったです」というご意見や、「いろいろな季節に来て、それぞれの季節の生き物を観察したいと思いました」というご意見などをいただき、いのちの森で育まれているたくさんの”いのち”を、感じていただけたようです。

また、いのちの森の様子を観察しにきてくださいね。

ご参加および、ザリガニ駆除のご協力ありがとうございました。

 

日本庭園「朱雀の庭」のサルスベリ(百日紅)が見ごろです

公園内や朱雀の庭には、赤や紅などの花をつけるサルスベリがたくさんあります。

朱雀の庭でも、サルスベリが咲き始め、ピンクの花をたくさんつけ、見ごろとなっています。池に映るサルスベリもまた鮮やかで美しく、朱雀の庭ならではです。

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サルスベリは、異名の「百日紅」のとおり、花を百日近く咲かせ、夏の間中、咲いています。花の色は、赤・白・紅紫色、桃色などがあります。シマサルスベリやサルスベリ、その交雑種のコサルスベリなど様々な種類がありますが、公園の大宮通り沿いにあるのは、シマサルスベリで、サルスベリとは種が異なり白っぽい花を咲かせます。(下の写真は大宮通り沿いのシマサルスベリ)

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夏前になると、下の写真のように赤褐色の樹皮がはげ落ち、ツルツルとした白い樹皮が出てきますimg-723141011-0001.jpg

公園内を散策して、いろんなサルスベリの木を観察してみるも面白いですね。

 

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