UME BLOG -ウメブログ- 〜梅小路公園スタッフブログ〜

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梅小路公園の日々の出来事やスタッフが感じたことなどをお伝えします。

「京のみどり2010 "守ろう!古都の自然"」活動レポート:定植

 平成22年9月18日(土)~10月11日(月・祝)に開催します「藤袴と和の花展」にむけての活動レポートです。

前回(6月15日)のレポートでは、希少植物であるフジバカマの挿し木の作業を報告しましたが、約1カ月たち、根がでてきたフジバカマを、鉢に植え付けました。大きさ自体はあまり変わっていませんが、根がしっかりと出ていました。

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 苗の根を乾かさないように、素早く作業します。1つの鉢に5本ずつ定植し、100鉢つくります。合計約500本のフジバカマが植わりました。

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今日は、雨は降らなかったものの、うだるような暑さなか、玉のような汗を流しながら、今回も、「乙訓の自然を守る会」の”藤井肇”さんと「乙訓の自然を守る会」の方々、”てらうち桂子”協会緑の普及員の指導のもと、「梅小路公園花とみどりのサポーターの会」の皆さんが作業をされています。暑いのは、人間だけではなく、定植したフジバカマも、鉢が熱くなりすぎないように、ひとつひとつの鉢にアルミホイルで温度の上昇をふせぎます。

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今は10センチ位の大きさですが、秋の和の花展に向けてここで育っていきます。

 

京都市白河総合支援学校さんのインターンシップ実習

京都市白河総合支援学校の1年生の生徒さんが、6/29(火)~7/1(木)と7/6~7/8(木)の合計6日間、働く場を知るためのインターンシップ実習の一環として、梅小路公園で作業をされています。

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生徒さんたちは普段は情報印刷を専攻し、名刺の制作などをされています。久しぶりの外での作業だそうですが、梅雨にもかかわらず、雨が降ることなく、順調に進んでいます。晴れ間ものぞき、暑いので、水分・休憩をとりながら頑張っています。

地味な作業で、必ずしも楽ではありません。

外が好きな生徒さんもいれば、虫が苦手な生徒さんも・・・。それぞれ自分の持ち場を一生懸命作業をしてくれています。

朝夕、きちんと挨拶をされて、とてもきもちが良く、改めて私たち職員が学ぶ事もあります。

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支援学校は他にも多様な職種を実習され、実際に造園関係の仕事に就かれる生徒さんもいらっしゃるそうです。

作業された部分の植栽帯がとってもきれいになっています。

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梅小路公園"河原遊び場"

もうすぐ梅雨も明けると、本格的な夏の到来!となりますが・・

子どもたちにとっては、夏休みもあり、水遊びを楽しめる楽しい季節ですね。

梅小路公園にも”河原遊び場”があり、たくさんの親子連れの皆さんの人気スポットです。

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河原遊び場の周りは、ムクノキやネムノキ、センダン、イロハモミジ、サルスベリなど木陰をつくる木がたくさん植えられており、お母さんたちも木陰で見守れるので、人気です。

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水深は浅いですが、足をすべらしたりしないように、必ずゴムサンダルなどをはいて遊んでください。お母さんたちはお子様から目を離さないようにして下さいね。

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芝生広場のクローバー

 

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梅小路公園の特徴である芝生広場。平日も休日も、皆さまにくつろいでいただいたり、遊んでいただいたりしていますが、実は、芝生広場という名前ではありますが、芝生以外の草もあります。

  この時期、芝生に混じってクローバー(シロツメグサ)がちょっとした花畑のように白い絨毯になっています。これは、背丈が高くなる他の雑草をおさえこむ役割もあります。より、自然に近い状態に近づけるため、芝丈を長くし、バッタなどが生息します。東側にある花の丘のまわりでは、昨年植えた花の種がこぼれて、自然に咲いていて、かわいらしいです。

大人の来園者の皆さまも是非、ゴロゴロ寝ころんで子どもの目線にもどって、四つ葉のクローバーやバッタ、探してみてください。

 

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※皆で大切にしている芝生広場です。芝生広場への自転車での乗り入れや、犬の散歩は禁止されています。ご協力宜しくお願いいたします。

 

 

 

「京のみどり2010秋 "守ろう!古都の自然"」活動が始まっています。

㈶京都市都市緑化協会では、昨年まで行ってきました”守ろう!藤袴プロジェクト”に引き続いて、今年も「京のみどり2010秋 ”守ろう!古都の自然” 藤袴と和の花展」を開催します。

京都の歴史や様々な美しい文化を育んできた、古都の豊かな自然。しかし、近代の都市開発やライフスタイルの変化などによって、絶滅の危機にさらされているものが数多くあります。都市緑化協会では、そのような絶滅の危機に瀕している植物たちを守ろうという取組みをされている方々とともに、”守ろう!古都の自然”と称して平成22年9月18日(土)~10月11日(月・祝)「藤袴と和の花展」を今年も開催します。

開催内容の詳細については、協会ホームページで正式にお知らせいたしますが、先行して、このウメブログでは、開催当日、藤袴や和の花が朱雀の庭に並ぶまでの、見えない活動をレポートしたいと思います!

本格的に暑くなってきた6月12日(土)。梅小路公園では、重要な作業が始まりました。

「乙訓の自然を守る会」希少植物保全グループ代表の藤井 肇(ふじい はじめ) さんの指導のもと、フジバカマの挿し木の作業です。

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作業をされているのは、梅小路公園の強い味方、「梅小路公園花と緑のサポーターの会」の皆さまです。絶滅寸前種であるフジバカマを挿し木で増やします。挿し木をする際の切り口ひとつで、根のつき方に違いが出るとの事。皆さん丁寧に作業されています。

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「農家の出荷作業のよう!」という楽しい声もあがりましたが、皆さまの愛情たっぷりに次々と挿し木用の切り取り作業が進んで行きました。本当に暑い日でしたが、大変お疲れさまでした。

 

 

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