【朱雀の庭】
平安建都1200年を記念し、長い歴史の中で培ってきた京都の作庭技術、技法の枠を結集し、伝統と創生の調和をめざして作庭された平成の日本庭園が「朱雀の庭」です。
この池泉回遊式庭園には、中央の浅池の周囲に築山や滝、野筋や花床などが配置され、歩みにつれて変化する景は、訪れるたびに新鮮な発見に満ちています。
【いのちの森】
いのちの森は、もとは草も木もない都心の貨物駅だった場所に、いきものの生息空間(ビオトープ)の再生を目指して造られました。起伏に富む地形や多様な水辺環境を再現し、人為的な干渉を控えることで、植物やいきものの自然な再生を試みています。電車の線路に隣接し、京都駅から徒歩15分という立地にあるにもかかわらず、四季を通じて多くのいきものの姿を見ることができます。