
国産のムラサキを使った染め教室(9月23日)の参加者募集
2012年8月30日更新

藤袴と和の花展の関連企画として「国産のムラサキを使った染め教室」を行います。草木染めについての楽しいお話を聞きながら、雅びな色、ムラサキを再現してみませんか。ただいま、次のとおり参加者を募集しています。
◆日 時 9 月23 日(日) 13:30 ~ 15:30
◆場 所 梅小路公園「緑の館」イベント室
◆講 師 青木 正明氏(天然色工房 手染メ屋)
<写真は完成イメージ。手前が紫根>
◆内 容 希少なムラサキ(紫根)(※)を使って、絹のストールを染めます。
※ムラサキはムラサキ科の多年草で、夏に白い花を咲かせます。根は、生薬ともなる紫根(しこん)で、古来、草木染めの染料として重宝され、江戸時代までは盛んに栽培されてきました。しかし、近代の合成染料の登場により、日本での栽培はほぼされなくなり、近年は、中国などからの輸入に頼っています。野生では、日当たりのよい丘陵の草地に育ちますが、国内の自生地は極めて限られ、減りつつあります。(レッドデータブックカテゴリ: 環境省 絶滅危惧ⅠB類(EN) 京都府 絶滅寸前種)
今回使用する材料は、数少ない栽培農家が生産した国産ムラサキです。
◆参加費 2,000 円 (絹ストール等材料費)
◆定 員 30 名(事前申込)
◆申込方法 9 月18 日(火)までに、氏名、住所、電話番号を明記し、FAXで緑化協会(ムラサキ染め教室係) (FAX 075-561-1675) に申し込んでください。応募多数の場合は抽選となります。
◆お問い合わせ 京都市都市緑化協会 電話 075-561-1350