「京のみどり2010秋 "守ろう!古都の自然"」活動が始まっています。
㈶京都市都市緑化協会では、昨年まで行ってきました”守ろう!藤袴プロジェクト”に引き続いて、今年も「京のみどり2010秋 ”守ろう!古都の自然” 藤袴と和の花展」を開催します。
京都の歴史や様々な美しい文化を育んできた、古都の豊かな自然。しかし、近代の都市開発やライフスタイルの変化などによって、絶滅の危機にさらされているものが数多くあります。都市緑化協会では、そのような絶滅の危機に瀕している植物たちを守ろうという取組みをされている方々とともに、”守ろう!古都の自然”と称して平成22年9月18日(土)~10月11日(月・祝)に「藤袴と和の花展」を今年も開催します。
開催内容の詳細については、協会ホームページで正式にお知らせいたしますが、先行して、このウメブログでは、開催当日、藤袴や和の花が朱雀の庭に並ぶまでの、見えない活動をレポートしたいと思います!
本格的に暑くなってきた6月12日(土)。梅小路公園では、重要な作業が始まりました。
「乙訓の自然を守る会」希少植物保全グループ代表の藤井 肇(ふじい はじめ) さんの指導のもと、フジバカマの挿し木の作業です。
作業をされているのは、梅小路公園の強い味方、「梅小路公園花と緑のサポーターの会」の皆さまです。絶滅寸前種であるフジバカマを挿し木で増やします。挿し木をする際の切り口ひとつで、根のつき方に違いが出るとの事。皆さん丁寧に作業されています。
「農家の出荷作業のよう!」という楽しい声もあがりましたが、皆さまの愛情たっぷりに次々と挿し木用の切り取り作業が進んで行きました。本当に暑い日でしたが、大変お疲れさまでした。
- 2010/06/15
- 09:44
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- 京都市都市緑化協会