
梅小路公園開園30周年と記念事業・記念ロゴについて
2025年4月27日更新
梅小路公園開園30周年と記念事業・記念ロゴについて(お知らせ)
京都市梅小路公園は、まもなく開園30周年を迎えます。
京都市は、緑が少ない市街地に緑地を創造し、災害時に市民の避難場所となる都市公園とするため、旧国鉄梅小路駅貨物ヤード跡地を買収し整備、1995(平成7)年4月29日に開園しました。緑と花で憩えるオアシスとして親しまれ、市民活動、文化イベントが行われるとともに、京都水族館、京都鉄道博物館、JR梅小路京都西駅の開業、京都市の再整備(「すざくゆめ広場」、「七条入口広場」など)、周辺地域のエリアマネジメント活動、「朱雀の庭・いのちの森」の環境省「自然共生サイト」認定などにより、公園への期待はますます高まっています。
(公財)京都市都市緑化協会は指定管理者として管理運営に携わり、このたび30周年を迎えることができますことは、地域住民、京都市民、来園者の皆様と京都市、地元関係団体、専門家等のご理解とご協力によるものであり、厚く感謝申し上げます。
開園30周年を記念し、2025年度は関連したイベントなどの事業を行う予定ですので、ご注目いただければ幸いです。
◆開園30周年記念ロゴについて
開園30周年を記念するイベント等のシンボルとなる記念ロゴが誕生しました!
制作は、京都市立芸術大学の福田こころさん(3回生)。
梅小路のウメの花、緑、水、線路、人、遊び......などさまざまな公園のイメージを素敵なデザインにまとめていただきました。今後、30周年記念事業等に関するチラシ、ポスター、ホームページ等に活用させていただく予定です。
※本ロゴ制作にあたっては、京都市の支援を受けました。
<コンセプト> 京都市立芸術大学 福田こころ
公園の名前の由来でもある「梅」から、梅の花を目立つように配置しました。この公園は、多少傾斜があり、森や芝生など豊かな緑の中にあることから、曲線で描かれた「芝生」に、風に吹かれた「葉」を加えて、表現しました。また、水色の葉を入れることで、水族館の「水」をイメージしています。そして、公園を囲む線路の形が、漢字の「人」のように見えることから、遊んでいる人のフォルムを漢字の「人」に見立てて、イラストで表現しました。年齢問わず親しみやすいように、温かみのあるシンプルで直感的なデザインにしました。
◆開園30周年記念事業について
梅小路公園30年の歩みを振り返り今後のあり方を考える記念フォーラムや既存イベントのバージョンアップ等を予定しています。ご注目をお願いいたします。
おもな催事は、大阪・関西万博期間中の「京都駅周辺まるごとゲートウェイ事業」(京都駅ビル開発(株)、西日本旅客鉄道(株)、京都府、京都市による実行委員会)の対象としてもPRされます。
◇5/3(土・祝)、4日(日・祝)10:00~16:00
梅小路公園グリーンフェア2025春
寄せ植え体験や植物販売、自然観察会などの緑に関連する催しのほか、子どもを対象とした外遊びコーナーなど、ご家族で一日中楽しめる多彩なプログラムを実施。
◇5/4(日・祝)13:00~16:00
セミナー「都市の緑と鳥 ~鳥から見た社寺林と自然共生サイト~」
◇5/9(金)~11(日) 9:00~17:00(最終日16:00まで)
苔類(たいるい)だけのコケ展示 (「春の和の花展関連企画」)
◇6/15(日) 10:00~12:00
梅小路公園開園30周年・自然共生サイト認定記念フォーラム
会場 キャンパスプラザ京都
※詳細については、近日中にホームページに掲載いたします。
◇6/24(火)から2026年3月までの毎月第4または第5火曜日 13:30~
梅小路公園をよく知るツアー
公園の知られていない歴史、ボランティア花壇、いのちの森の生きもの、京都ゆかりの「和の花」、京都の庭園技術、近代の遺産チンチン電車などをテーマに見学や体験を行うミニツアー。
※詳細については、ホームページに掲載します。
<関連イベント 森本幸裕理事長 アスニー特別講演会>
◇5/30(金) 10:00~11:30
アスニー特別講演会 「京都の庭園文化から環境を考える」(京都アスニー主催)
講師 森本幸裕 京都市都市緑化協会理事長 (※)
予約不要・当日先着順 詳しくは こちら(京都アスニー)
(※)森本幸裕 京都市都市緑化協会理事長・京都大学名誉教授
「景観生態学的研究を基盤とした都市における自然再生」に関する功績により、令和7年 第19回内閣府「みどりの学術賞」を受賞。