設立趣旨
豊かな自然と文化遺産に恵まれた京都の町並みや景観は、長い歴史の中で、人々の暮らしとともに育まれ、受け継がれてきました。
一方で生活スタイルは大きく変化し、これら伝統的な町並みや景観とともに快適な都市環境や、身近な安らぎの場所が求められるようになりました。
このような状況にあって、緑のまちづくりは、快適な都市基盤づくり、環境の保全、京都の文化の発展にとって欠かせない課題となっています。関係団体との連携をはかり、多くの市民の幅広い参加を得ながら、緑のまちづくりを進める必要があります。
財団法人京都市都市緑化協会は、京都市の出資を受け、平安建都1200年記念事業で整備された梅小路公園を拠点として、1995(平成7年)3月に設立されました。緑ゆたかな都市づくりと地域住民の快適な生活環境づくりと健康都市づくりに寄与することを目的として、民有地の緑化、緑地保全、緑化意識の普及・啓発などに努めてまいります。