2023年9月24日
「森をしらべる・森をそだてる・森をつたえる」をコンセプトに、フィールドワークと座学で学ぶ全6回の実践的講座の第3回。〈中学生以上:対象〉
今年のテーマは昨年から引き続き '森を楽しく利用しながら 再生する'
美しいツツジが咲きほこり、森・池・川がつながる宝が池のフィールド。一方で、シカの食害やナラ枯れにより荒廃・劣化が進む宝ヶ池の森や水辺。多様な"いのち"が躍動する豊かで楽しい森をとりもどすために。。。宝が池の森をまなび、再生への踏み出した昨年度からさらに一歩前進! 森のビジョンにむけた再生について一緒に考え、楽しく進めていきましょう★
〈第3回の概要〉~未来へつなぎたい 宝が池の森のいきもののつながり~
第1回は、ガイダンスとして宝が池の森の魅力と課題、これまでの様々な取り組み等の情報、さらに再生に向けた基本的な考え方について共有しました。
第2回は、池や湿地の生物の生息状況をモニタリング調査
第3回は、森の劣化の主な原因になっているシカについて、現状と対策の効果と次なる課題について学び、共有するとともに、生物多様性豊かな森として維持・再生していくための指標のひとつ、「野鳥」の生態について、宝が池の環境との関係から見つめます。
そして、'多様性豊かな森の再生' をすすめていくための視点や考え方について、フィールドをめぐりながら、レクチャー&意見交換をおこない、具体的な手法も含む「行動」へ向けてステップアップをめざします。
講師》高柳 敦氏(京都大学 農学部)「宝が池における野生ジカの実態と対策 等⁽仮題)」
梶田 学氏(日本野鳥の会京都支部) 「野鳥の生態と宝が池の環境~野鳥の森の再生に向けて(課題)」
●午前〉レクチャー(座学)、
●午後〉フィールドワーク (森や池をめぐりシカ対策と効果等の現状を確認しながら、森林再生にむけての検討!)※険しい道はありません。
【対象】中学生以上で興味のある方ならだれでも
【定員】20名程度
*宝が池の森では、さまざまな活動・取り組み・研究が進められ、新たな情報、成果も少しずつ蓄積されています。すでにこれまで学習会は活動にご参加の方も、はじめて里山や宝が池の森に興味を持ち参加してみようという方も、一緒にさまざまな情報を見つめて、考え、実践していきましょう!
【時間】10:00~15:30
【場所】レクチャー:上高野防災会館 / フィールド:宝が池公園内
【主催】公財)京都市都市緑化協会
【共催】「宝が池の森」保全再生協議会
【持ち物】参加者の方に別途詳細ご案内いたします。
【参加費】一般:600円 大学生:400円 中高生:250円
【応募記載内容】
氏名、よろしければ年齢、住所、連絡先(携帯電話、メールアドレス等)
【応募締切り】
2023年9月22日(金)ただし定員に達し次第、受付終了いたします。