毎年冬季に開催し、日本庭園を学ぶ「京の庭講座」を今年も開催します。
この講座は、座学と庭園見学がセットになっており、午前中はテキストに沿って座学で学び、午後は実際の庭園を見学に出かけます。

今年は、作庭された年代順に、鎌倉・室町時代の「中世の庭」／江戸時代の「近世の庭」／明治・大正時代の「近代の庭」をテーマとし、それぞれのテーマに沿って、歴史や特徴、作庭家についてなど、庭園見学に役立つ知識を学ぶ全3回のコースです。
各回ごとに受講生を募集しますので、ご希望のコースにお申込みください。

●（第1回）中世の庭～『天龍寺』　2020年1月29日（水）
●（第2回）近世の庭～『渉成園』　2020年2月12日（水）
●（第3回）近代の庭～『平安神宮神苑』　2020年2月26日（水）

【第1回】　中世の庭　～　『天龍寺』

◆講師　：　吉田昌弘氏 （緑化協会理事、「朱雀の庭」庭園専門委員会委員）
◆テーマ　：　中世（鎌倉・室町時代）の庭
◆見学庭園　：　天龍寺

（午前）10：30～11：30　（座学）　梅小路公園　「緑の館」1階イベント室
（午後）13：30～15：00　（庭園見学）　天龍寺

※座学の後は一旦解散し、各自にて昼食・移動となります。
※13：30に改めて集合の後、庭園見学を行います。
※午前または午後どちらかのみの受講はできません。

＜天龍寺＞
約700年前の夢窓疎石による作庭当時の面影をとどめた池泉回遊式庭園。
嵐山や亀山を取り込んだ借景庭園でもある。
国で最初に指定された史跡・特別名勝

●問合せ●
京都市都市緑化協会　京の庭講座係　075-561-1350