京都の希少植物保全、名勝円山公園の利活用などを考える3者協定を締結しました
2023年9月 7日更新
(公財)京都市都市緑化協会(円山公園指定管理者)、(学)京都文教学園、京阪園芸(株)の3者は9月7日、名勝円山公園に隣接する知恩院「和順会館」において、連携協定の締結を行いました。
本協定は、緑を通じて、まちづくり、教育・文化、産業・観光の振興等分野において相互に協力するものです。森本幸裕・京都市都市緑化協会理事長、仁科周朗・京都文教学園理事長、宮城和光・京阪園芸代表取締役社長が協定書に署名を行いました。
本協定の具体的な取組であるキクタニギク(京都府絶滅危惧種。名は東山の菊渓に由来)を京都文教学園の各学校で育てる活動のスタートとして、保全活動のアドバイスをいただいている藤井肇さんから、京都文教大学2回生の佐藤理子さんと森正美・学長に苗が手渡されました。また、協定式には、菊渓周辺エリアについて学ぶ修学旅行プランを研究・企画している京都文教高校生から熱意あるビデオメッセージが寄せられました。
今後、京都・東山ゆかりの和の花「キクタニギク」の保全・普及をはじめ、名勝円山公園の利活用に係わる具体的な取組などを、さまざまな団体と協力し、若い世代の力を得て進めてまいります。
詳細はこちらをご覧ください。