
京都市発行の「生物多様性」に関する冊子類の配布について
2019年4月 7日更新
「京都市生物多様性プラン」に基づく環境教育・普及啓発の取組の一環として,京都市がこのほど発行した2つの冊子(当協会一部制作協力)を、当協会の事務所等でも配布しています。
『京都の文化と生物多様性』(A5判40ページ、2019年3月)
生物多様性保全のための取組を広くお知らせするもので、第1章では、生物多様性や京都の文化と生物多様性との関わりや、京都市「京の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度」の認定企業・団体による取組を紹介しています。また、第2章では、緑化協会制作「和の花を育てる6」を収録し、京都ゆかりの植物であるエイザンカタバミ、カノコソウ及びタムラソウの特徴や育て方、関連する京都の文化を紹介し、トピックとして、江戸時代の本草家・山本亡羊らの比叡山付近での採薬、八坂神社「をけら詣り」で使われるオケラ再生の取組について掲載しています。
『京都の社寺と生物多様性 第4号』(A4判20ページ、2019年3月)
京都ならではの自然環境を形作る重要な要素である社寺林や庭園の多様な生きものを紹介するシリーズの最新号で、東福寺(東山区)と北野天満宮(上京区)を取り上げています。季節ごとに見られる多様な生きものを、それぞれの「生きものマップ」の中で紹介し、トピックとして、東福寺のモミジの魅力や、北野天満宮でのホタル生育の取組についても掲載しています。
■各冊子の内容・配布先等について【京都市広報資料】
京都市情報館:
https://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000249342.html
なお、各冊子のデータはこちらからダウンロード可能です。
https://www.city.kyoto.lg.jp/digitalbook/page/0000000663.html
■上記2冊は、緑化協会の事務所等でも配布しています
<場所>
・緑化協会円山事務所(東山区 円山公園内)
<日時> 月曜日~土曜日(年末年始を除く) 午前9時~午後5時
<備考>
・このほか、梅小路公園「緑の館」2階 花とみどりの相談所コーナー(下京区)、宝が池公園子どもの楽園管理事務所(左京区)でも配布(開架)しています。(各事務所営業日 午前9時~午後5時)
・部数がなくなり次第、終了します。