
みどりの散策ツアー(特別編・稲荷山周辺)を開催しました。
2011年4月27日更新
緑化協会は、地域の歴史文化や植物等についての解説を交えながら、歴史を感じさせる「みどり」、現代の「みどり」を訪ね歩く企画として「みどりの散策ツアー」を行っております。4月24日(日)、第9回のツアーを行いましたのでご報告します。
今回は、「自然の保全に取り組む現場を見たい」というご意見を受け、「特別編」として深草地域の竹林などの保全・再生を通して、自然の魅力を高め地域の活性化を目的として活動されているNPO法人「京都・深草ふれあい隊 竹と緑」のご協力のもと、伏見稲荷大社・稲荷山周辺(全行程5キロ)の散策を行 いました。
◆散策コース◆
伏見稲荷大社→「京都・深草ふれあい隊 竹と緑」炭焼き小屋→竹林見学→筍堀り見学→ビオトープ池→昼食(お弁当+焼き筍)→石峰寺(約5㎞)
この散策路は深草トレイルを参考にして設定しました。
散策の中で、稲荷山周辺のナラ枯れについての解説なども交えて行いました。
また、「竹と緑」さんの解説の中では、筍掘りの見学や生筍の試食、昼食には焼筍の試食も行われました。NPOとして活動の内容や筍・放置竹林の管理についてのお話も伺うことが出来ました。参加者のみなさんは、採れたての筍の味を楽しみながら、竹林の美しさを維持するための大変さなどに驚かれていました。
午後には江戸時代中期の画家、伊藤若沖が眠る石峰寺にも訪れました。
今後もみどりの散策ツアーは、季節ごとに行う予定ですので、是非ご参加ください。