2017年12月17日
「森をしらべる・森をそだてる・森をつたえる」をコンセプトに、座学とフィールドワークで宝が池の森を学ぶ実践的学習会の第5回目。
終息しつつあるナラ枯れ、シカによる被害の拡大・・・
宝が池の森をフィールドに、生物多様性、人のかかわりと森・周辺環境の変化の実態と多くの課題をみつめてきた本学習会。
前回・今回は、その課題を少しずつでも解決していくためにできることを考え、実行へとつないでいく回。
防災および'グリーンインフラ'の視点も交えて、身近な森のあり方について学ぶとともに、現在準備中の「コバノミツバツツジを守ろう!防鹿柵設置プロジェクト」なども含めた、地域での情報共有のしくみや、これからの具体的な森の再生の方法・手順などについて、意見交換をすすめ、次の行動を探っていきます。
【内容】
〈午前〉
①フィールドワーク:松ヶ崎界隈の山麓をあるき森の変化をみつめる
②レクチャー&座談会:「森の変化と未来と人の暮らしを考える~防災(グリーンインフラ)の視点を交えて~」
アドバイザー:柴田昌三氏(京都大学農学研究科)
〈午後〉
①レクチャー:「宝が池界隈のいきものたち」
・昆虫相調査の発表(「妙」付近を中心に):齊藤準氏(京都工芸繊維大学応用生物学系)
・その他の生きものたち
②ワークショップ(意見交換):「地域とともにめざす森の将来&再生について」
【集合場所】
京都工芸繊維大学 15号館1階(京都市左京区松ヶ崎橋上町)
工繊大会場.pdf
※午前のみ・午後のみのご参加などお問い合わせください。
※できるだけ事前にお申込みください。(当日の参加受付も可能です)
宝が池学習会チラシ表.pdf
宝が池学習会チラシ裏.pdf
【時間】10:00~15:45(受付9:40~)
【場所】京都工芸繊維大学 15号館1階
【主催】(公財)京都市都市緑化協会、京都府立大学森林科学科
【参加費】無料