2017年9月24日
「森をしらべる・森をそだてる・森をつたえる」をコンセプトに、座学とフィールドワークで宝が池の森を学ぶ実践的学習会の第3回目。
今回は『植生基盤を知る』がテーマです。
宝が池公園界隈には、かつて、湿地環境が広がり、都市公園となったエリアや国際会館が建つ敷地付近も湿地や沼地が点在し、湿生の植物や生きものが多く生息していました。
その湿地から森、川、池が連続する環境は、多様な生物の生息をささえる『生物多様性』豊かな空間となります
今もわずかに残る公園内の小さな湿地、そしてシカの食害からの森林再生をめざす調査区をめぐり、「湧水湿地」「森の土壌」の機能と重要性について、フィールドワークと座学から学ぶと共に、今後の保全・再生のあり方を考えていきます。
【内容】
午前:フィールドワーク/宝が池公園内の湿地環境および土壌調査区をまわり、観察します。
午後:レクチャー(上高野防災会館)
『丘陵地の小さな湿地・湧水湿地の成り立ちと保全』富田 啓介 氏(愛知学院大学)
『宝が池公園におけるシカ食害に伴う土壌劣化の実態把握』京都府立大学・中尾研究室(村下七美さん他)
【時間】10:00~15:30
【場所】上高野防災会館
【主催】(公財)京都市都市緑化協会、京都府立大学森林科学科
【参加費】一般(大学生以上)300円、中高校生200円 (資料代・保険代等)
【応募締切り】
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