2010年8月
夏休み"親子"自然観察会を開催しました。
まだまだ暑い夏休みですが、本日は、夏休みの特別企画、親子自然観察会を開催しました。
梅小路公園内にある、ビオトープ「いのちの森」にて、今日だけ特別に「ザリガニ釣り」を行いました。
いのちの森は、1996年に京都本来の植生を復元しようという目標で設置され、京都ビオトープ研究会さんとともに、なるべく手をいれない管理をしていますが、外来生物法で規制されているアメリカザリガニが繁殖し、他の生き物を圧倒していることもあり、その駆除を目的として、いのちの森の池でザリガニを釣りました。
まずは、いのちの森の成り立ちや、ザリガニの釣り方についての説明・・・
今回、いのちの森に初めて来園される方もいらっしゃいました。
そして、釣りざおを持って、いのちの森へ入っていきます。
普段は、このデッキの上から、生き物を観察するのですが、本日は、デッキを降りて奥にある池に行ってみます。
京都駅から15分の都会の中なのにうっそうとした森があることに、驚かれた方もいらっしゃったようです。
いよいよザリガニ釣り開始!竿の先にイカのくん製をつけて、ザリガニが挟んでくれるのを待ちます。
男の子も女の子もみんな夢中です。さすが、子どもたち、すぐに要領を覚えていました!
釣れたザリガニは、外来種の繁殖を防ぐため、持ちかえることはできませんでしたが、代わりにちょっとスペシャルなお土産(カブトムシの卵)を持って帰っていただきました。
他にもたくさんの虫がいたり、植物が茂っており、「ふだん、本当の山などには行く機会がないので楽しかったです」というご意見や、「いろいろな季節に来て、それぞれの季節の生き物を観察したいと思いました」というご意見などをいただき、いのちの森で育まれているたくさんの”いのち”を、感じていただけたようです。
また、いのちの森の様子を観察しにきてくださいね。
ご参加および、ザリガニ駆除のご協力ありがとうございました。
- 2010/08/21
- 15:48
- いのちの森
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