朱雀の庭・いのちの森

朱雀の庭

朱雀の庭は長年にわたって京都が培ってきた造園技術を駆使し、さらには日本庭園で使われないような洋花を積極的にとり入れるなど、伝統と創生が見事に調和したデザインの池泉回遊式庭園(9,000平方メートル)です。現代の感覚にもマッチする新しい試みを随所に取り入れたこの庭園は、建都1200年を記念する新しい市民の憩いの場となりました。

紅葉渓(もみじだに)

岩場と渓流、紅葉からなる渓谷をイメージしました。 京都近郊から産出した山石の石組の間を流れる水は、一部は緑の館2階ホールから1階エントランスガーデンへ、また1階レストランの中へと流れ込みます。

水鏡(みずかがみ)

インド原産の黒御影石を敷きつめ、その上にわずか1cmの水をはった鏡のような池。
昼は周囲の景色を、夜は月やかがり火を水面に映します。

野筋(のすじ

緩やかな曲線を描き、草地の中を走る幾筋もの小さな流れ。
流れのほとりには、ナデシコ、サワギキョウ等、季節を彩る草花が咲き誇ります。

いのちの森

朱雀の庭と一体となったいのちの森は、都市空間に自然の生態系を復元したビオトープ。樹木が育ち、小鳥やチョウ、トンボ、セミ等が棲む環境を創造した、小さないきものの聖域です。
いのちの森モニタリンググループがこの、生態系の変化を継続調査しています。
料金 1人200円(小学生以上)※いのちの森へは、朱雀の庭から入場できます。

(図面)

マップ画像:朱雀の庭

いのちの森パース(北側から見る)
いのちの森パース(北側から見る)