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2021年11月17日
京都ゆかりの希少植物の保全・普及啓発活動の一環として、当協会は、KESエコロジカルネットワーク(※)など協力団体と連携して、キクタニギクの特別展示を京都駅ビル「緑水歩廊」および京都御苑(閑院宮邸跡)の2か所で行います。
展示する鉢は、KESエコロジカルネットワークに参画する企業・団体の皆様が大切に育てているものです。今年度は、コロナ禍による活動制限と夏の長雨などの悪条件が重なりましたが、展示可能な企業・団体にご協力をいただいて実施します。
お近くにお越しの際は、京都ゆかりの晩秋の花、キクタニギクをぜひご覧ください。
◆京都駅ビル「緑水歩廊」(3階「南遊歩道」)
展示期間 11月20日(土)~12月2日(木)
出展団体名(順不同) (株)青木建設、京都市上下水道局下水道部KESグループ、(株)山梨組、アール・エス・ティエンジニアリング(株)、当協会
実施 (公財) 京都市都市緑化協会・KESエコロジカルネットワーク
協力 京都駅ビル開発(株)
◆京都御苑 閑院宮邸跡(「収納展示館」前)
展示期間 11月20日(土)~12月2日(木)
出展団体名(順不同) 日本新薬(株)、京都府熱処理事業協同組合、(株)元奈古、(株)GSユアサイノベーション、(株)青木建設、京都市上下水道局下水道部KESグループ
実施 (公財) 京都市都市緑化協会・(一財)国民公園協会 京都御苑
協力 KESエコロジカルネットワーク
【キクタニギクとは】
キク科 多年草
環境省レッドリスト・準絶滅危惧(NT) 京都府レッドデータブック・絶滅危惧種
京都・東山を流れる菊渓(菊谷川)は野菊が咲く名所で、江戸時代には多くの文人たちが訪れました。ここに自生していたことが和名の由来ですが、残念ながら東山一帯では絶滅しました。晩秋に、黄色い小さな花を数多くつけつけることから、アワコガネギクの別名があります。若い葉にはさわやかな芳香があります。
当協会では2013年から、保全団体や専門家の助言を得ながら、京都市内産のキクタニギクの生息域外保全や普及啓発を行っています。
(※)KESエコロジカルネットワークとは
「KES環境マネジメントシステム・スタンダード」の環境保護に関する改善目標として生物多様性に取り組むいただく活動です。
<構成団体>京のアジェンダ21フォーラム((公財)京都市環境保全活動推進協会アジェンダ課)、(特活)KES環境機構、(公財)京都市都市緑化協会、京都駅ビル開発(株)、京都市
【おことわり】展示期間は、荒天等の事情により変更する場合があります。