2020年12月 6日
「森をしらべる・森をそだてる・森をつたえる」をコンセプトに、フィールドワークと座学で学ぶ全6回の実践的講座。今年も開催中!。
美しいツツジが咲きほこり、森・池・川がつながる宝が池のフィールド。一方で、シカの食害やナラ枯れにより劣化・枯損が進む宝ヶ池の森や水辺。多様な"いのち"が躍動する豊かで楽しい森をとりもどすための何ができるのか。。。。
〈第4回の概要〉
シカの食害やナラ枯れにより劣化・枯損が進む宝ヶ池の森。再生のための活動が必要だ。活動に関わろうとする皆が共有しておくべき方針や考え方について、他地域での先進的な事例や、宝ヶ池の森で実施されてきている活動をもとに検討します。そして考え方・具体の手法・役割分担・ルールなど、事例紹介も交えながら、実践に向けた具体方法をまなびます。
●12月6日(日) 10時~15時半(予定)(午前:座学、午後:フィールドワーク)
●講師:鎌田磨人氏(徳島大学教授、生態系管理論)
●対象:中学生以上
●定員:20名(先着順)
※なお 新型コロナウイルスの感染状況などによって中止となる場合があります。
【内容】
1.高丸山千年の森事業(徳島県)による自然林再生。
1)生態学的ゾーニングの方法
2)合意形成と順応的管理
3)シカ食害からの防御
2.宝が池の森での取り組み
1)生態学的ゾーニング
2)シカ食害からの防御
3)荒れた林床からの土壌流亡の防止
4)外来種対策
3.今後の取り組みに向けた意見交換
★午後からのフィールドワークでは、宝が池公園内の森林を歩きます。
★体力に自信がない方は、午前のみの参加も受付いたします!
身近な森を楽しく、安全な森・地域文化を守り伝える森として引き継いでいくために、フィールドの見方や観察の視点をまなぶとともに、どんな作業が必要?できる? どんな手順で進めればよい? どんな協力が必要?大切?そんなことを一緒に具体的に考え、実践につないでいきたいと思います。
【時間】10時~15時半
【場所】集合・午前レクチャー:上高野防災会館(子どもの楽園すぐ横) / フィールドワーク:宝が池公園内
【主催】公益財団法人 京都市都市緑化協会
【共催】京都府立大学森林科学科
【持ち物】★参加者に詳細ご案内いたします。
【参加費】一般:500円 大学生:300円 中高生:200円